今日は東京国立博物館 平成館大講堂で席上揮毫会 (書のデモンストレーション) が行われたので、午前の回に行ってまいりました。
島谷弘幸先生 (東京国立博物館副館長) と原奈緒美先生 (書道香瓔会理事) が進行役で、佐々木宏遠先生 (日本書芸院常務理事) 、田頭一舟先生 (書道笹波会理事長) 、山根亙清先生 (正筆会理事長) の3名の先生方が作品をお書きになりました。
佐々木先生は、「離洛帖」 の臨書をされた後、万葉集から1首を離洛帖を基に創作され、田頭先生は一条摂政集と香紙切を基に、和歌4首を半壊紙等の料紙にお書きになりました。山根先生は 「高野切第一種」 を基調に和歌2首を2尺×8尺の紙にお書きになりました。
普段、書いてるお姿を目にする機会はあまりないので、間近に拝見することができ、線を引く際の息遣い、リズム、筆の扱い方等々様々なことを勉強させていただきました。
講堂内は撮影禁止でしたので、書いてるお姿は載せられませんが、作品自体は午後3時半までロビーに展示されていたので写真を撮ってまいりました。
特別展 「和様の書」 の展示も素晴らしく、有意義な時間を過ごすことができて満足した一日でした。